起業に必要なスキル

起業するだけなら誰にでもできますが、事業として継続するには必要なスキルやノウハウを磨く必要があります。こちらでは、「起業に必要なこと」についてご紹介します。

マーケティングスキル

マーケティングとは、ニーズを正しく把握したうえで商品・サービスを開発し、適正価格や販売方法を決めて、販売促進をしていくことです。どんなに素晴らしい商品やサービスであっても、ニーズがなければ商売として成り立ちませんし、適正価格でなければ顧客が限られ集客が難しくなります。

マーケティングスキルを磨くには、実践することがもっとも近道ですが、何よりも顧客視点で考える姿勢が大切です。

PDCAを回せるスキル

事業の継続や目標達成を実現するうえで、PDCAサイクルが重要です。計画（Plant）を立てて実行（Do）し、その結果を振り返って（Check）改善（Action）していくという作業を繰り返すことで、当初計画した精度が上がっていきます。

まずは、P（計画）を立てるスキルを磨いていきましょう。成果基準を明確にする能力、その成果を達成するために必要な施策を考える力を磨くことから、適切なPDCAサイクルが始まります。そして、実行した施策を常に振り返りながら、どのように改善すれば目標を達成できるかを考えていきましょう。

データの分析スキル

PDCAにも関係することですが、施策を考えたり振り返ったりする際には、さまざまなデータを分析する必要があります。たとえば、問い合わせ数など集客数に対する契約件数の割合、顧客単価、店舗など施設の稼働状況、WebサイトのPV数やクリック率など、事業によって必要なデータは異なりますが、いずれにしても「どこを改善すればよいか」を判断するには、データを読み解くスキルが必要になってきます。

自らのビジネスに重要なデータはどれかを決め、それぞれのデータについて指標を数値化し、それをもとにPDCAサイクルを回すことも大切なポイントです。