起業家が個人レベルでもできるSNSを使った集客について、メリットや主要SNSの特徴・対策、そして運用の注意点を紹介します。
SNSは集客ツールの中でも個人レベルの起業家が活用しやすく、主に以下の3つのメリットが挙げられます。
起業家として自分の個人アカウントを使う場合でも、ビジネス用のアカウントを使う場合でも、多くのSNSは無料でスタートできます。中には広告機能やビジネス向け機能など有料サービスもありますが、情報発信を目的とした基本利用の範囲なら、初期費用やランニングコストがかからないのは大きなメリットです。
SNSを利用する場合、メディア特性に合わせた使い分けもできます。見栄えがする商品ならInstagram、端的なキャンペーン情報ならTwitterやLINEといった具合に、目的とメディア特性をマッチさせると効果的。
また、SNSはある程度ボリュームゾーンが知られているものもあり、一定レベルのターゲティングも可能です。
「一般的なユーザー=消費者」から見た場合、メールマガジンの受信目的でメールアドレスを登録するのに比べると、SNSのフォローはハードルが低く感じるもの。サービス提供側からすれば、コンタクトポイントとして接点を持ちやすいのはメリットですし、発信頻度を高めに運用できるのもSNSの特徴です。
また、SNSは個人とのコミュニケーションツールでもあるので、ファンとしての共感にもつながり、フォロワーが拡散によってフォロワーを増やしてくれる、相乗効果も期待できます。
SNSの中でも国内での利用者多いLINE、Twitter、Instagramの特徴と対策を紹介します。
なお、SNSマーケティングが運用する専門メディア『WE LOVE SOCIAL』の2022年2月時点調査によると、SNS国内月間アクティブユーザーのTOP3はLINEが8,900万人、Twitterが4,500万人、Instagramが3,300万人となっていました。
ユーザーが幅広く、有料にはなるものの公式アカウントは小規模ビジネスでも活用できる機能が充実。プッシュ通知からチャットでのユーザーサポートまで、単純な集客だけでなくユーザーとの多様なコミュニケーションに使えます。
SNSの中でも特に即時性が強いのが特徴。実店舗のタイムセールなどは特性を活かした集客施策のひとつで、フォロワーを通じた情報拡散威力が高いのも魅力です。
飲食店や観光スポットのように、ビジュアルインパクトがある商品・サービスならぜひとも利用したいSNS。スペックや価格で勝負するのではなく、センスや好みに訴えかける商品に向いています。
ビジネスとしてSNSを運用する場合、発信する内容や範囲、対応のしかたなど、予め方針を定めておくことをオススメします。都度、場当たり的な対応をするのは炎上のもと。自分ではよく使う表現でも、受け手次第で印象が大きく変わるので、条件反射的に即投稿するのは控えた方がいいでしょう。
一方、プレスリリースのようなビジネスライクにはせず、本人のキャラクターが伝わる文章や写真を心掛けるのも重要です。
SNS以外の集客方法の実践をはじめ、起業を成功させるためにはビジネス全般の知見が必要で、個人の独学だけではカバーしきれないのが現実。起業ノウハウは体系的に学ぶことが重要です。当サイトでは、効率よく学習できる起業塾も目的別に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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